盲人マラソン

盲人マラソンに不可欠な伴走、競技ルール、視覚障害などについて。

視覚障害者ランナーと伴走者の写真

盲人マラソンでは弱視者で単独で走る事のできるランナーの場合を除き、一般には伴走者(ガイドランナー)が必要です。
伴走者の技量は視覚障害者ランナーが走る時の安全性・快適性・記録などに大きな影響を与える事になります。

JBMAでは一人でも多くの伴走者を養成して、安全・快適に走れる環境を整える事に全力を注ぎます。

安全・走りやすい伴走者になっていただきたい。一人でも多くの伴走者が全国に増えて欲しいと 「伴走者養成研修会」「伴走指導者育成研修会」を開催しています。 スケジュールなどは 行事予定をご覧下さい。

パラりンピック、国際大会、国内の競技会などの競技性を持った大会では障害の程度が成績に影響するために 障害クラス分けを行う場合があります。

また大会により 競技ルール 伴走方法に規定が設けられている場合があり、 その解釈などにより失格になる事もあります。


クラス分け

IPC(国際パラリンピック委員会) 、IBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)、日本身体障害者陸上競技連盟
障害クラス 区分
B1 視力は、光覚までで、どの距離や方向でも認知はできないもの
B2 手の形を認知できるものから、視力0.03までまたは視野が5度以下のもの
B3 視力は、0.03以上0.1までのものと、視野が5度以上で20度以下のもの
全国障害者スポーツ大会
障害クラス 区分
B1(区分24) 視力0から光覚弁まで
B2(区分25) 視力手動弁から0.03までまたは視野5度以内
B3(区分26) その他(障害者手帳の保持が条件)

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競技ルール

2007.06.12更新

規則対照表 2007年6月現在
規則対照表
2007年6月現在
伴走に関する規則
IPC(国際パラリンピック委員会)、IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)、日本身体障害者陸上競技連盟、JBMA
(IPC競技規則及び日本身体障害者陸上競技規則より抜粋・要約)

  • ガイドの方法については競技者が選択できる。競技者は(ガイドの)肘をつかむか、ひもを使用するか、ひとりで(ガイドと接触せず)走るかそのいずれかを選択できる。さらに競技者はガイドの口頭における指示を受けてもよい。
    ガイドは自転車やその他機械的な移動手段を用いてはならない。
  • いかなる場合にも、ガイドは競技者を引っ張ったり、押して前進させたりして推進を助けてはならない。
  • ひもを使用するか否かに関わらず、通常ではない状況下である場合を除き、競技者とガイドは0.5m以上離れていてはならない。
    フィニッシュの手前10m以内においてはレーン内であればこの距離を伸ばしても良い。
  • 800m以上のレースでは、2名のガイドをつけてもよい。競技者1名につき、ガイドの交代は1回のみ許される。交代は他の  競技者の邪魔にならないように行い、コースの直線部分でのみ行う。ガイド交代の旨については、事前に審判長と技術代表に知 らせておかなければならない。技術役員は、交代の条件を決定し、事前に競技者たちに伝えておく。
  • クラス11の競技者が出場する100mから800mのレースでは、競技者はガイドとともに競技に出場する。各競技者には、競技者とガイドのために2レーンが割り当てられる。階段式スタート時には、1,3,5,7レーンからスタートするといったような方法をとる。クラス12の競技者は、全ての競争競技において、ガイドを使用するかどうかを選択してよい。ガイドを使用する場合にはクラス11の競技者に対するガイドの誘導の規則を適用する。
  • 競技者とガイドは競技において一組とみなされる。競技者がフィニッシュラインを通過するとき、ガイドは競技者の後方にいなくてはならない。
  • 競技者とそのガイドは、給水所で助力を受けることができる。
    [注] 主催者は、競技役員が全盲選手や視野の狭い選手に対して安全に給水を行う上で特定の問題が生じる可能性があるというこ とを理解させるとともに、関連するすべての補助員を十分に訓練しておかなければならない。
  • クラス11及び12の競技者は、ガイドを4名まで交代することができる。ただし引継ぎは、10キロ、20キロ、30キロの各地点でのみ行うことができる。

[注] 主催者には、レースが常に日差しの明るい良いコンディション下で行えるよう考慮することを強く推奨する。
全国障害者スポーツ大会
(全国障害者スポーツ競技規則及び解説より抜粋)
視覚障害者部門の視力0から0.03および視野5度以内の障害区分(障害区分番号24、25)に属する者の競走競技では60m競走も含め、すべての競走において次のような範囲で伴走者を認める。ただし、伴走者の反則は競技者の反則とする。
(1)1人とする。ただし、フィニッシュラインの50m手前までならば、1回に限り交代しても良い。
(2)いかなる場合も、伴走者は競技者を引っ張ったり、押して前進させるといった推進を助けるようなことをしてはならない。

(平成18年度改定)

(3)手をつなぐとか、50cm以内の紐等を持つなどによって走路の指示をする。
(4)声をかけて走路の指示をする。
【注】フィニッシュでは、併走などによって写真判定ができない場合は失格とする。 (競技者の斜め後ろに位置すること)

 視覚部門の伴走者のついた競走競技でセパレート・レーンを使用する場合には、スタートラインを延長して、1人の競技者に1つ外のレーンを含む2レーンを割り当てる。

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